自分と向き合う

ryuta

2012年10月08日 14:17


11月に上映が決定した映画

ライフ・オブ・パイ(パイの物語 3D)」の予告編が解禁!





2012年度のアカデミー賞 作品賞 最有力候補の作品ですよ!


原作はベストセラーにもなり 2002年度ブッカー賞受賞作に輝いた「パイの物語」





「ヤン・マーテル」さん著書で 

監督をアン・リーさんが勤めます
  


まずはストーリーを紹介


動物園を経営する家族が インドからカナダへの船旅の途中

嵐に襲われ 16歳の少年が小舟で生き残ります





骨を折ったシマウマとオラウータン、ハイエナ、

そしてこの世で最も危険な獣ベンガルトラを乗せて!


広大な海洋にぽつりと浮かぶ 命の舟。

残されたのはわずかな非常食と水

こうして1人と4頭の凄絶なサバイバル漂流が始まった!






原作は読んでいないのですが 物語の中心は

この危険な獣「トラ」との長きに渡る漂流生活が中心のようで








この「トラ」は 主人公「パイ」の心の中にある「」の

「写し鏡」のような存在を意味しています


人間誰しもが持つ「怒り/憎しみ/悲しみ」などの

一見「負」をイメージさせるエネルギーは


時にその人の心を支える 圧倒的なパワーにもなります

そして 心の一部でもあるがゆえに

切り離すことは出来ません





救命ボートの上でパイがトラとなんとか共存しようとすることが

この物語の主要な部分を占めていて


これはそのまま、人間が自分の中の「獣性」と共存しようとする

物語でもあります。











これは 私が描く作品のテーマの1つでもあり

予告編と小説のレビューを見て とても共感を覚えました



暗く怒りに満ち溢れた10〜20代後半にかけ

「怒り」と「心の飢え」だけが 骨のように私を支えてくれました


時が経ち 今は私を支えてくれた「怒り」と 戦い 向き合って 


共存の道を模索する事で より良い未来に舵をきろうとしています


そして それは私の作品に色濃く反映されてきました。



人は様々な経験や心の動きを通して 自分自身や 他人を理解し

より良い未来を 少しずつたぐり寄せる事が出来ると信じています






「心と向き合う旅」を感じれそうな映画


ライフ・オブ・パイ(パイの物語 3D)」 期待大!





お知らせです

個展終了後 沢山の反響を受け

再個展決定」いたしました!




太陽の子 金城龍太展





場所:浦添市美術館 一階 Cafeギャラリー 「花うるし

にて 開催されます


日程: 10月11日(木)〜10月31日(水曜日)までの 20日間です

毎週 月曜日 定休



オープン 午前11:30〜 午後15:00迄

毎日 13:00〜15:00まで 私もギャラリーにいて作品の解説などを行ないます。


そして当日 展示販売もいたします。



浦添市美術館での個展と比べると 規模は大分小さくなりますが

人気のあった 「光のアート/立体絵画/光のオブジェ」を展示いたします


そして 新作も登場ですよ

入場無料です



お楽しみに!

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