2012年02月29日
人は悪か、善か、、、。
せいぜん-せつ 【性善説】
せいあく-せつ 【性悪説】
をご存知か?
せいぜん-せつ 【性善説】
は、人は生まれた時は「善」であり、行きて行く中で「悪」の部分が
育っていく という物。
せいあく-せつ 【性悪説】
は真逆で 人は生まれながらにして「悪」であり
社会生活の中で「善」を身につけて行くというもの
僕的には【性善説】が有力だと想っていたんだけど
米エモリー大のオランダ人生物学者
フラン・デ・ワール氏が発表した実験結果によると

【性善説】が最も有効で、さらに
性善説は 人間だけの話ではなく 他の動物社会の中でも
その姿が見受けられる という実験結果を発表しましたよ☆
デ・ワール氏は会場で、研究室で撮影されたビデオを放映した。
その中には、ほかのサルがもらったほうびを自分がもらえなかった場合に
サルが示す精神的苦痛や、チョコレートというごちそうを前にしても
わなにかかったネズミの救助を優先するという
ネズミの行動などが示されている。
デ・ワール氏いわく「生物には根本的に道徳心が備わっている」
動物が生まれながらに「互恵、公平、共感、慰め」に関して
社会的な性質を持っていることを示していると説明した
さらに 根本的に「善」であろうと、「悪」であろうと、
結局人間は「善」と「悪」の両方を行いうる生き物なわけで、
例えどんなに豊かな道徳心やいたわりの心を根本的に持っていても、
それが「敵」と認識されたものに対しては発動されないどころか
「攻撃対象」となってしまうことが往々にしてあるもの。
情報化社会となり様々な情報を大量かつ迅速に入手できるようになり
人々の視野は広がった。様々なものの見方ができるようになったはずなのに、
逆に人々は「想像力」を失いつつあるように感じる。
ここで言う想像力とは「他人の気持ちを推し量る、もし自分が同じ立場だったらどうなのか?」
という相手を思いやる、相手の気持ちになって考えることができる「想像力」だ。
そういった「想像力」があれば、小さな論争から大きな戦争まで、
いたるところに存在する「争い」は避けられるのでは?
というのがデ・ワール氏の考えのようです。
相手を思いやる「想像力」
大切ですね☆
字幕無しですが 動画もありますよ。
Posted by ryuta at 11:10│Comments(0)
│おもしろ実験
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